涙、親友逝く。
週末、大学時代の親友S氏の突然の訃報に驚く。通夜には間に合わず、土曜日の告別式に出席した。大学4年間、よく遊び、よく飲み、よく語り合った同じ学科の親友だったし、一生付き合っていける友だと思っていた。つづく・・・
式に参列していた近親の方に伺ったところ、彼は2年程前に心臓の手術を受けていたらしい。経過も良かったようでそれまで元気に仕事もしていたのだろうが、当日の朝、胸部の痛みを訴えた。奥様の奨めもあって病院で診断を受けているが、診断では特に大事はない、ということだったようだ。しかし、その受診の後に倒れたそうだ。何故に受診で変調が見抜けなかったのかが悔やまれてならない。逆に心臓というのはそれほど突然変調するのだな、と思うと怖いものだ。彼には妻の他に一人娘がいた。奥様とは何十年振りという感じだったろうか、実は二人のお付き合いのきっかけも自分が幹事をやった会だったので奥様のこともよく知っていたし、喪服を着た奥様もすぐに分かったが、立派な大人の娘さんの方は、棺に泣きすがる姿でその人と分かった。娘のことをさぞや可愛がっていたのだろう。それは胸が痛むばかりだった。彼は、大学卒業後、大手化粧品会社に就職し、宣伝部に配属された。レコード会社に入った自分は、彼の会社のテレビCMを担当できたらいいな、と思っていたところ、偶然も手伝って、幸運にも彼の担当するCMの音楽制作を自分が担当することができた。仕事ではそれが唯一一緒にやった仕事だったかもしれないが、いい想い出となってしまった。海の近くに住んでいた彼は釣りが好きだったと聞く。釣った魚をうけにもう一度お酒を酌み交わしたかった。島津智明君に合掌。
菰口さま
突然のコメントを失礼します。島津智明の妹で、木下香織と申します。
兄の名前で検索し、この記事に出会わせていただきました。
兄の葬儀にご参列くださり、ありがとうございました。
急逝の知らせを受け、父と鎌倉へ駆けつけましたが、兄は「眠っているよう…」としか思えない、とても安らかな表情で永遠の眠りについていました。突然のことで、受け入れることがなかなか難しいのですが、その兄の表情に幾分か救われている気がします。
動揺と不慣れさのため、葬儀の準備には家族で力を合わせてすすめました。その中で、大学時代のお友達や兄の愛した釣りのお仲間にもお知らせしないと。。。と、お通夜の日になって気づき、ご連絡をさせていただきました。
菰口さんのご連絡先は、いただいていた年賀状を頼りに、書かれていたご勤務先に連絡をさせていただいて、ご親切にも、現在のご連絡先を教えていただいて知ることができました。
逝くにはあまりにも若く、いろいろな想いを遺していると思うと、悲しくまた悔しい気持ちになりますが、兄が望むであろうことを叶えていくために、義姉、姪、父とともに前を向いて歩いていこうと思います。
兄のことを想い、悼んでくださり、ほんとうにありがとうございます。
投稿: 木下香織 | 2011年12月11日 (日) 14:02