菰口賢一 プロデュース/A&R作品
菰口賢一がコロムビア在籍期間から、起業したT&Kエンタテインメントでの最近までに手がけた主な音楽作品を、アーティスト、ミュージシャンのプロフィールと共にご紹介します。
アキコグレース
COCB-53723
グレースフル ヴィジョン
Graceful Vision
2008/7/23発売
¥2,940(税込)
1974年神奈川県出身。東京芸術大学音楽学部楽理科とバークリー音楽大学ピアノ演奏科を卒業。
3才よりピアノを習い始め、10代の中頃、ラジオで流れていたオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに魅せられる。2001年SAVOY初の日本人アーティストとして日本コロムビア(現・コロムビアミュージックエンタテインメント)と契約。2002年1月11日ニューヨーク録音によるメジャー・デビュー・アルバム『フロム・ニューヨーク』をリリース。
2002年1月度スイングジャーナル誌ゴールド・ディスク受賞。2002年9月ニューヨーク録音第2弾となるセカンド・アルバム『マンハッタン・ストーリー』を発表。堂々2作連続ゴールド・ディスクを受賞。年間2枚のゴールド・ディスク獲得は日本ジャズ史上初の快挙。 2003年7月、NY3部作完結編となるオリジナル・サード・アルバム「ニューヨーク・スタイル」リリース。このアルバムは、第58 回(平成15年度)文化庁主催芸術祭優秀賞(レコード部門)と2003年度スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞日本ジャズ賞をダブル受賞し、名実共に日本人トップ・ジャズ・ピアニストの地位に立つ。2008年7月、通算10枚目のアルバム「グレースフル・ヴィジョン」GRACEFUL VISION
をリリース。
J-ジャズでは初の試み! PC、携帯電話向けとしてPiano Mode全12曲も配信。
松本茜
COCB-53717
フィニアスに恋して
Fallinユ in Love with Phineasノ
2008/5/28発売
¥2,940(税込)
弱冠二十歳の現役女子大生から活動を本格化(2010年日大芸術学部卒業)。鳥取県米子市出身。4歳からヤマハ音楽教室にてピアノを始め、地方にありながら北村英治氏のコンサートでジャズに出会い、小学校4年でジャズ・ピアノを弾き始める。2002年6月、中学3年のとき、MALTAプロデュースの第1回倉吉天女音楽祭に出場、グランプリ受賞。
2004年2月、高校1年生のとき、バークリー音楽大学の奨学金オーディションを腕試しで受験し、学費全額免除の試験に見事合格。同年3月13日、第23回浅草ジャズコンテスト・ソロプレーヤー部門にて金賞受賞。このとき共演したプロミュージシャン、植松良高氏(ds)に将来性を買われ、この年度々上京し都内のジャズクラブで定期的にライブ活動行う。同年9月、NHK広島放送局制作の情報番組で、高校生ジャズプレーヤーとして紹介される。2006年、日本大学芸術学部に進学。同年7月六本木スイートベイジルでのコロムビア主催Jroom Nightに出演し、注目を集める。早稲田大学モダンジャズ研究会にも参加。2008年、コロムビアミュージックエンタテインメント(SAVOY/Jroom)より「フィニアスに恋して」でCDデビュー。
R134
COCB-53735
Black & Blue
2008/8/27発売
¥2,940(税込)
Shonan Seaside Soul Music。R134とは国道134号線、いわゆる湘南道路。ギタリスト
杉本篤彦、ドラマー大河原亮三で結成した湘南をバックグラウンドにしたソウルミュージック、R&B、ジャズをベースにしたギターインストルメンタルユニット。ライブ、レコーディングではキーボード、ベース、パーカッション、フルート、コーラス、ゲストヴォーカルなどが参加する大編成のディスコバンド的なダンスミュージックサウンドから、少人数でのジャズ的なアプローチもするコンボ編成まで変化できる実力派ユニット。現在湘南在住であるが東京で生まれ育った杉本篤彦と、横浜で生まれ育った大河原亮三が都会の人間が憧れる大人の湘南のイメージを音楽で表現。今までの湘南サウンドとはひと味違ったソウル、R&Bテイストのニュー湘南サウンドを目指している。コロムビアミュージックエンタテインメントより2008.8.27. に1stアルバム「Black&Blue」をリリースした。
MAYA
COCB-53784
MAYA BEST
2008/12/24発売
¥2,520(税込)
2004年コロムビア/Jroomレーベルよりメジャー・デビュー。以来、3枚のオリジナル・アルバムとインディーズ時代の音源による編集アルバムの4作を発表してきたMAYA。
その間、スイングジャーナル誌GD、ジャズディスク大賞ヴォーカル賞、ジャケットディスク大賞と各賞を受賞、ジャズヴォーカル界の地位を確保。この作品はコロムビア専属Jroomレーベル時代のベストアルバム。ジャズにこだわらずラテンやポップスを得意とするMAYA独特のレパートリーから選りすぐりのトラックをセレクト。JroomならではのMAYAの魅力を満載したベスト盤になっている。ベストの編纂にあたっては、選曲、写真の選定に、MAYA本人も交えて制作。本人のコメントも掲載しMAYA初の映像付。CDExtraとして未発表ライブ映像「アマポーラ」@Jroom Nightを特別収録したファンにとってマストバイのアルバム。
アキコグレース
COCB-53787
ピアノリウム
Pianorium
2009/1/21発売
¥2,940(税込)
高音質CD「HQCD」採用
デビュー5周年記念企画として2007年7月から2008年6月迄一年間に渡って行われた毎月オリジナル曲を発表するというジャズ界初の配信プロジェクト=ピアノ・モード・プロジェクトの音源を使用、毎月丹念に制作された珠玉の全曲オリジナル12曲がハイ・クオリティー・サウンド作品となってCD化されたものが本作。しかも、高音質CD=HQCDでリリースされたものでアキコ・グレース初の完全ピアノソロ・アルバムである。四季折々のテーマが盛り込まれた書き下ろしの新曲が高級なスタインウェイのピアノで奏でられている。この12曲があらたにトラックダウンし直され、よりチューンアップされたサウンドとして素敵なCD作品として生まれ変わっている。
New Roman Trio
COCB-53782
バッハ・ジャズ
Bach Jazz
2008/12/24発売
¥2,415(税込)
New Roman Trio
COCB-53783
バカラック・ジャズ
Bacharach Jazz
2008/12/24発売
¥2,415(税込)
アメリカン・ポピュラー音楽界の巨匠、バート・バカラックへのトリビュート、そして、通奏低音を基礎とした西洋音楽の開祖たるJ.S.バッハへのオマージュ。近現代に輝くこの二人の巨人に自然体で取り組んだ3人。それが、ニュー・ロマン・トリオ。
メンバー結成のきっかけは、東京のとあるジャズクラブ、カフェクレールでのトリオ演奏でロマンティックなサウンドを披露してオーディエンスを魅了したこと。その3人こそ、松本茜、松尾明、山下弘治。このニュー・トリオは、スタンダード、クラシック、ポップスなど、カヴァーに徹したレコーディング・ユニットとして結成された。そして、極上のスムース・リラクゼーション・サウンドに真摯に取り組んだトリオ。ジャズファンにも、ピアノファンにも、そして幅広い音楽ファンにも是非聴いて欲しい!
アナ・コーエン
QACK-35001
ノーツ・フロム・ザ・ヴィレッジ
2009/8/19発売
¥2,500(税込)
全米のジャズ界が羨望するクラリネット&サックスの新星。米ダウンビート誌2年連続クリティックポール NO.1の実力。人気トランペッター、アヴィシャイ・コーエン(AVISHAI COHEN)の姉として知られるクラリネット&サックス奏者アナ・コーエン(ANAT COHEN)の最新リーダー作。メンバーも超豪華。ピアノにFSNTの顔とも言えるジェイソン・リンドナー(JASON LINDNER)、ベースにイスラエルの重鎮オマー・アヴィタル(OMER AVITAL)、ドラムは前述の二人とピアノトリオ作品を発表したこともあるダニエル・フリードマン(ANIEL FREEDMAN)、そして新星ギラッド・ヘクセルマン(GILADHEKSELMAN)がギターで3曲参加。THIRD WORLD LOVEや3 COHENSのファンなら見逃せないメンバーです。コルトレーン、ファッツ・ウォーラー、サム・クックの楽曲を挟みながら、基本はアナ・コーエンのオリジナルで構成。ユダヤ系独特の哀愁や郷愁が渾然とした美しい旋律、女性らしい繊細なテクニックを魅せるプレイなど、アナ・コーエンの魅力を堪能できるアルバムです。サイドメンも好演でリーダーを盛り立てている。コルトレーン、ファッツ・ウォーラー、サム・クックの楽曲を挟みながら、基本はアナのオリジナルで構成。ユダヤ系独特の哀愁や郷愁が渾然とした美しい旋律、女性らしい繊細なテクニックなど、アナ・コーエンの魅力を堪能できるアルバム。
アナ・コーエン(cl,ts,ss,bcl)
ジェイソン・リンドナー(p/Rhodes/synth)
オマー・アヴィタル(b)
ダニエル・フリードマン(ds/perc)
ギラッド・ヘクセルマン(g)
アナ・コーエン
QACK-35002
ノアール
2009/8/19発売
¥2,500(税込)
レーベル名が冠されたANZIC Orchestraとアナ・コーエン(Anat Cohen)の作品「ノア(Noir)」は、演奏、アレンジ共に充実した作品。クレジットを見るとBig Band的な編成に、チェロが3人加わるといったかなり珍しいスタイルのアルバム。これが面白く、金管のアンサンブルに内声で柔らかいストリングスが上手い音域でハマっていたり、ユニークなアプローチにも驚き。ストレートな印象のジャズから、少し民謡的な雰囲気のものなど、多彩な楽曲で楽しめる。アナ・コーエンのクラリネット、サックスも勿論、堪能出来る、豪華な一枚。
アナ・コーエン(cl,ts,ss,bcl)
アンジック・オーケストラ
ウェヴァリー・セヴン
QACK-35003-4
ヨー!ボビー
2009/8/19発売2枚組
¥3,800(税込)
アナ・コーエンをフィーチャーしたボビー・ダーリン作品集。米ダウンビート誌2年連続NO.1のアナ・コーエンをフィーチャー、ANZIC RECORDS ALL STARSが奏でる懐かしのメロディーの数々。存分に楽しめる欲張りな2枚組。
イスラエル出身のアヴィシャイ・コーエン(Avishai Cohen)(tp), アナ・コーエン(AnatCohen)(sax cl)をはじめ、 キューバ人ピアニスト、マニュエル・ヴェレーラ(ManuelValera)など注目のアーティストのアルバムを着々とリリースしているAnzic RecordsがAnzic All Atarsともいえるラージコンボ、ウェヴァリー・セヴン(Waverly Seven)。ボビー・ダーリン(Bobby Darin)(vo)にヒントを得た小品集で、聴きやすく楽しめる楽曲が満載。
メンバーは、アナ・コーエン(sax,cl), アヴィシャイ.コーエン(tp), ジョエル・フラーム(sax), マニュエル・ヴェレーラ(p), ジェイソン・リンドナー(org, P), バラク・モリ(b),ダニエル.フリードマン(ds) の7人+スペシャル・ゲスト。
お馴染みメロディーも多く、リラックスして聴きたいアルバム。
[ボビー・ダーリン]
心臓病で15歳迄の命と宣告されたボビー(享年37歳)は、音楽と出会い、生きる力を得る。スタンダードにスイングを持ち込み、シナトラに並ぶ存在とも評された。1959年全米第1位の「マック・ザ・ナイフ」でグラミー新人賞と最優秀楽曲賞を受賞。全米TOP40入22曲、内10曲はTOP 10ヒットを持つ。本作は、ボビーへのトリビュート作。
メンバー:
アナ・コーエン(sax,cl)
アヴィシャイ.コーエン(tp)
ジョエル・フラーム(sax)
マニュエル・ヴェレーラ(p)
ジェイソン・リンドナー(org, P)
バラク・モリ(b)
ダニエル.フリードマン(ds)
Special guests : スコット・ロビンソン (bs), ヴィック・ジュリス(eg)
R134
QACK-35005
ブルー・モーメント
2009/8/26発売
¥1,800(税込)
2008年8月『ブラック&ブルー』でデビュー。ウェス・モンゴメリー X ジョージ・ベンソンのようなワン・アンド・オンリーなギタリスト、杉本篤彦とその杉本が絶大な信頼を寄せるドラマー、大河原亮三の二人によるユニット。湘南在住の杉本篤彦がその地の利を生かしたサウンドイメージを体現、ユニット名は正にその湘南の地そのものを現しています。デビュー・アルバムは2008年度アドリブアワード/ニュースター賞(国内部門)を受賞。今回のミニ・アルバム『ブルー・モーメント』は、ちょうど1年振りのリリースでR134がお得意の夏の終わりにピッタリなサウンド。本年7月からオンエアのテレビ東京の人気番組「美の巨人たち」エンディングテーマ(書き下ろしの新曲)を中心に、デビュー作で披露した「クレイジー・サマー・ブルース」をリミックスしたダンス・ヴァージョン、さらに、ゲスト参加も話題の新曲などを満載。
「ブルー・モーメント」では、人気番組「美の巨人たち」(テレビ東京系)エンディングテーマ収録。夏の終わりにピッタリのギター・サウンド=R134による1年振りの最新ミニアルバム。
■「R134」
Shonan Seaside Soul Music。R134とは国道134号線・湘南 道路。ギタリスト杉本篤彦、ドラマー大河原亮三で結成した湘南をバックグラウンドにしたソウル、R&B、ジャズをベースにしたギターインストゥルメンタルユニット。2008年8月「ブラック&ブルー」発表。
オフィシャルサイト http://www.sugimoto-a.com/
Miya
QACK-35006
オリエンタル・サン
2009/11/18発売
¥2,900(税込)
まるで清流となって溢れ出る泉のようなフルートの音色。日本人の父とイギリス人の母との間に東京で生まれる。小学校の授業で音楽が好きになり、中学入学と同時に念願であったフルートを手に入れ、吹奏楽部に入部。1998年、留学のためイギリスに渡り、現地の学生吹奏楽団に入団。さまざまな民族音楽のワークショップに参加し、初めてジャズの生演奏を聴き興味を持つ。帰国後2000年に洗足学園音楽大学音楽学部器楽科ジャズ専攻に入学。在学中に坂本剛(p)、斎藤草平(b)とともに「シネマ」を結成リーダーとしてプロ活動を始める。大学卒業後、2004年Studio Weeから水谷浩章プロデュースによるデビュー・アルバム『Globe In Motion』発表。作曲、アレンジにも力を入れ、弦楽四重奏との共演、ダンス、写真家など他ジャンルの芸術とも積極的に交流する。「笛」としてのフルートに着目。世界中で古来より存在する「笛」、そして違うもの同士がぶつかりあった時に生まれる奇跡。ジャズをこよなく愛し、喜びの音、豊かな音楽をモットーに演奏している。 日本から発信するジャズ、五感+?で感じる音楽をめざし、活動を展開中。
松本茜
QACK-35007
プレイング・ニューヨーク
2010/1/20発売
¥2,900(税込)
ビ・バップを最も楽しく弾いてくれるピアニスト。ナット・リーブス(b)、ジョー・ファンズワース(ds)のサポート得た、初のニューヨーク録音。若さ溢れるプレイ中にキラリと才能がみえる!
「フィニアスに恋して」に続く、待望のオリジナル・アルバム到着。
10代で録音したデビュー作「フィニアスに恋して」でジャズファンや玄人筋を唸らせた松本茜のルーツとそのセンス。古き良きジャズを楽しくスウィンギーに新鮮な感覚で継承、温故知新を地で行く若きバッパー。ジャズを明るく楽しい音楽として聴かせてくれるのが松本茜のジャズ。そこに今回、本場NYの第一線で活躍するナット・リーブスとジョー・ファンズワースの強力な二人をサポートに迎えた本作で松本茜は正に水を得た魚となった。スタジオは、NYの音楽業界でその名を知られたかつての名エンジニア、ウォルター・シアーが経営するマンハッタン西48丁目に構える名門スタジオ、シアー・サウンド。
本作では、シアーならではのNYスタインウェイの上質なサウンドをウォルターの極意を引き継ぐエンジニア、クリス・アレンがレコーディング。曲目も松本茜らしくフィニアス・ニューボーンJr.も弾いた「セリア」「ジューシー・ルーシー」をしっかり押さえつつ、ピーターソンやパーカーのナンバーなどお得意のスタンダードを7曲、そして、ライブでも好評でCD化が待ち望まれていたオリジナル「プレイング」「トワイライト」、NY録音に向けて書き下ろされたボサノバ調の新曲「マイ・ディア」を含めた捨て曲なし!!の全10曲を収録。カレッジ・ライフ卒業記念作ともなった。マストバイ!
●H2マスタリング:高音質サウンド!!
松本茜 (pf)
Nat Reeves (b)
Joe Farnsworth (ds)
マーク・アキクサ
QACK-35008
オール・マイ・リレーションズ
2010/3/24発売
¥3,000(税込)
3才からクラシックピアノを始め、その後フルートや篠笛を経て、2000年よりネイティブアメリカンフルート奏者となる。篠笛は鯉沼廣行氏に師事。アメリカ北アリゾナ大学にて北米先住民の文化・歴史を学び、同時に白人文化の影響を最も受けていない部族と言われるホピ族をはじめとする先住民たちと交流。ネイティブアメリカンフルートの製造術を習い、現地の民謡や民話を蒐集する。アメリカ在住時より演奏家としての活動を始め、セドナ、LA、ホピ族居留区で演奏。先住民の民話やその深い精神性をテーマにした物語性の強い、「言葉なきストーリーテリング」ともいうべき独自の演奏方法が高く評価される。現在は活動拠点を日本に移し、さまざまなアーティストとコラボレーションを行いながら、演奏活動を続けいている。独自の音世界の創作に勤しむ一方、自然環境の保全にも目を向けており、太陽光電力を使用したライブ活動も行なっている。