遠藤律子ピアノトリオ@大塚GRECO
何かと所用が入っていた日曜日だったが、久々のフリーな日曜日。Wifeが大塚グレコに予約を入れていた。コロナ禍もあったがジャズクラブは久々だ。恒例となっている早稲田の神社に参拝してから都電荒川線(今はTOKYO SAKURA TRAM)で大塚駅へ。コロムビアに入社して数年の営業時代に担当していたエリアでよく荒川線も使っていた。懐かしいはずの沿線だったが、流石にガラリと景色が変わっていて、目新しい風景が流れた。大塚駅前もすっかり綺麗に整備されていて、HPの案内に従って目的地へ。8分程歩いた住宅街に佇む洋風建築の一軒の中にGRECOはあった。13時開演のアフタヌーンライブで既に1stセットのライブは始まっており静かに入店。遠藤律子さん(p)、山口彰さん(b)、藤井学さん(ds)のトリオの演習が聴こえてきた。T&KでリリースしたCD「L'Amour est Bleu」のピアノトリオだ。不思議とジャズ・プロデューサーとしての感覚が蘇ってきた。ピアノはNYスタインウェイと思わしきサウンド、ドラムスはライド・シンバルの音色が良い! ベースもよく聴こえてくる。休憩タイムに律子さん、藤井さん、山口さんと今年のご挨拶。皆さん共にすごぶるお元気そうで何より。2ndセットは、趣が変わって、ショパン、シューベルトのクラシックやミッシェル・ルグラン、ジョビンの曲と続き、フライヤーのコピー通り、ピアノトリオならではのエレガントなアレンジでGood choice&Good job! ラストはお約束?オクラホマ・ミキサーで盛り上がった。終演後、来客の方の中に故・廣瀬元コロムビア社長や山崎さん(早大名誉教授)の同級生の方がいて名刺交換となった。グレコのオーナー?大竹さんとも少しお話ししたが、ピアノは塗り直したそうだがやはりクラシカルなNYスタインウェイだった。