★アーティスト・インタビュー Miyaさんに聴きました。
8月12日(木)、ライブ場所は、東急東横線「学芸大学」駅からすぐの「珈琲美学」というお店。 このお店、名前からも珈琲喫茶店ではありますが、奥にはグランドピアノがあり、音や照明も入っているライブハウスの顔もあるところです。ちなみにお店の自慢はコーヒーフロート。
でも、夜、JAZZにはやはりお酒の方がと、まずはビールとオードブルを注文してインタビュー開始。 Miyaさんの印象は、背が高く、しっかりした感じ。目がパッチリで話していても表情はとても豊かな女性です。
TransitEとは
TransitE,(トランサイト)とは、超越とか越境という意味の造語です。ダイローさんといっしょに演奏するとき、毎回何か超えるような気持ちになる事から、このように名づけました。自分の感性の原点の一つは、様々な文化が交錯する街・東京で、東京のジャズシーンに可能性を感じています。東京を拠点にいろいろなところ活動をひろげていきたいです。
学割もあります。
TransitEライブでは、多くのお店で「学割」があります。この思いはどんなところですか? Miya)以前から若い人や女性にもっとJAZZに触れて欲しいと思っていました。TransitEではそんな思いをダイローさんや、お店の方に相談して、今回多くのお店に賛同していただき実現しました。
JAZZのフルート大使と言われてますが。
以前、関係者のみなさんに、「フルートを通じて人とつながっていきたい。」という話を出したことがあります。そんな中、佐藤さん(T&Kプロデューサー)が、だったら「フルート大使」というのはどうかと言われ、それをきっかけに使い出しています。ちなみに、佐藤さん本人は覚えてないようですが(笑)。。
MiyaさんにとってJAZZってなんですか?
何がJAZZか、JAZZって何なんだろうと考えたら、「生き方がJAZZ」って考えるようになりました。 違う文化がぶつかり合い、受け入れ合って生まれるエネルギーがジャズの魅力だと思います。音楽的にはジャズミュージシャンの影響を受けている事から、ルーツにジャズはあると思います。
今後の予定は
9月より3カ月ロンドンに現代音楽の作曲家Jonathan Cole 氏のもとに弟子入りします。今回の5月から始まったTransitEはシーズン1として8月に終わり、2011年春よりシーズン2として、ダイローさんと始めていく予定です。また、2月にみんなで行くアイランドツアー(奄美諸島)を計画中です。。(あっ、まだオフレコ?)
菰口賢一さんからの一言
Miyaさんとダイローさんとの新感覚ユニット「TransitE」が、8月でシーズン1が終わります。Miyaさんは9月からロンドンに行きますが、さらに一皮むけて帰ってくると思います。来春からのシーズン2に期待したいですね。
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とにかく、表情で奏でるフルートと鍵盤を打つピアノとの競演はJAZZでの新鮮さを感じました。そう、気がつけばドリンクは白ワインに変わってました。
※インタビュー;橋本澄彦 写真;TBT 田端一彦
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